いい家を探しているのに全然自分に合った家が見つからず買えない人と、なぜかとんとん拍子に話が進み、理想通りのマイホームを手に入れる人がいます。違いは一体どこにあるのでしょう?
- マイホーム購入に失敗したくない
- 物件を探し始めてから半年近く経つのにいい物件が見つからず家が買えない
- 不動産や住宅ローン、税金などについてちゃんと勉強したので知識を持っているのにいい物件に巡り合えない
これらに一つでも当てはまるようでしたらこの記事はあなたのお役に立てることと思います。
ここからはあなたが後悔しない物件を手に入れるためのポイントをお伝えするとともに、納得して早いタイミングで家を買える人とそうでない人の違いについてもお伝えしていきます。
1、欲しい! というタイミングで理想通りの物件を手に入れる人とそうでない人
わたくしども西武開発には「理想通りのマイホームを手に入れたい!」とお問い合わせをいただいたり来店してくださる方が沢山いらっしゃいます。それぞれのお客様に合った物件探しのお手伝いをしたいと思い対応させていただいております。ですが、先ほどもお伝えしましたとおり、納得して早いタイミングで良い家を買えるお客様」と「なかなか納得して良い家を買えないお客様」が確かにいらっしゃるのです。
「一体何が違うのだろう?」とわたしたちはそれぞれのお客様を観察しましたところ、ある違いが見えてきました。また「なかなか良い家を買えないお客様」は2つの大きな特徴があることが分かったのです。
2、「なかなか良い家を買えない人」の2つの特徴
では早速「なかなか良い家を買えない人」の特徴をお伝えしましょう。
(1)希望の条件を絞りすぎる人や逆に条件がハッキリしていない人
一生に一度になるかもしれない大きな買い物。自分の理想通りの家を買いたい!と思うことは当然です。むしろ希望の条件を明確にしていただくことはとても大切だと言えます。ですが100ある希望を全て満たした物件を……となるとまず難しいと言えそうです。条件を絞りすぎる人は、いつまで経っても物件を手に入れる事はできません。
逆に条件や理想について全く考えていない人の場合もまた物件購入までに時間がかかるか、あるいは何となく決めてしまって後々後悔してしまうこともあります。では一体どんなことに気をつければ良いのでしょう?
①満足して暮らし続けるための必須項目「家族会議」
家は見つけたら終わり、ではありません。その後永きに渡り住むことになります。ですから良い物件を見つけるだけでなく、その後も満足して住み続けられるかどうかが大きなキーポイントとなります。
納得して良い家を購入し、家族全員が満足してその家に住み続ける。そのために必要なことは何と言ってもお互いの言い分を聞く「家族会議」です。家族それぞれがどんなライフスタイルを送りたいのかを伝え合い、それを実現するために必要な優先順位を明確にすること。納得して家を購入しその後も満足して暮らしている方々は必ず夫婦やご家族で話し合いをし、お互いにどうしても譲れない部分をピックアップしています。
逆に納得して物件をいつまでも購入できない方々の多くは「話し合い」ができておらず、夫婦それぞれ優先したいことが違っていたりします。お互いの優先順位をしっかり知ることはその後の生活においてもとても大切です。
話し合いの上、優先順位の低い部分についてはグレードを下げたり代替え案で対処するなどし、条件を少しずつ広げれば予算通りで良い家が見つかる可能性がUPします。優先順位が明確に決まっているお客様は早く購入される傾向にあるので、ぜひ探し始める前に夫婦や家族でしっかりと話し合い優先順位リストを作ってみましょう。
(2)家を購入する目的が明確ではない人
あなたは、何のために物件を購入するのでしょうか? 多くの方は「今の家が狭い」「子どもにとってよい環境を用意するため」「家賃がもったいない」「もっと職場に近い便利な場所に住みたい」「子ども達が巣立ったのでもう少しコンパクトな家に住みたい」など、それぞれ目的があるかと思います。
それらの目的は「現状に満足していない」からこそ発生するものすから、新しく住む家はそれらを満たし「満足する」ようにする必要があります。優先順位同様購入目的もしっかりと明確にし、ブレないように気をつけましょう。
3、納得して物件を購入するために!
(1)まずは以下の順番を意識し、進めてみましょう。
1.家を買う目的を明確にする
2.夫婦や家族でライフスタイル、譲れない条件について明確にする
3.住宅ローンや金利について自分なりに勉強しておく(こちらの記事を参考になさってください)
4.検索サイトなどで物件をピックアップし住みたい地域の相場を確認する
5.良さそうな物件があったら問い合わせをすると同時に、その地域にある地域密着型の不動産会社にも問い合わせをし、同様の条件で他にも良さそうな物件がないか問い合わせる
あとは問い合わせた不動産会社のそれぞれの対応の仕方などで取引をする不動産会社を見つけ、こちらの希望、譲れない条件などを伝え一緒に物件を探してもらいましょう。
(2)納得して物件を購入するために気をつけておきたいこと
それでは最後に納得して物件を購入するために気をつけておきたいことについてお伝えしていきます。
①予算がオーバーしているからといって問い合わせもせずにすぐに諦めないこと
売りに出ている価格というのはあくまで「販売当初の希望価格」であることが多く、不動産会社も売主様もそこから値引き交渉があることが前提で値付けをする可能性があります。ですから、仮に「少し予算オーバーだな」と思ってもまずは内覧をし、「この位の価格だったら頑張れるのですが……」など、ざっくばらんに営業担当者に相談してみましょう。
②内覧に行くのを面倒くさがらないこと
少しでも良いな……と思ったらまずは見に行ってみましょう。写真や間取りでは分からないことが現地ではたくさんあります。比較するためにも現地に足を運び周りの環境なども含め住むことになるかもしれない地域を見ておきましょう。
③買う意思がある! ということをしっかり伝える
どんな物件を紹介しても「それはちょっと……」という感じですと、不動産会社の担当者も「このお客様は今のところ本気で買うつもりがないのかもしれないな」と思います。そうなると、良い物件が出ても優先的に紹介してくれなくなってしまう可能性があるため、「条件さえある程度合致すれば買う意思がある!」ということ、つまり本気であることを伝えるようにしましょう。
4、まとめ
後悔しない物件を手に入れるためのポイントと納得して買える人・買えない人の違いについて書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?ここに買いてあることをぜひ実践し、理想の物件を手に入れてくださいね。
なお、
- 何をどう決めたら良いのかよくわからない
- 条件を整理するのが大変だし面倒くさい
- どうやって優先順位を決めれば良いのかわからない
という方もいらっしゃるかもしれませんね。わたくしども西武開発では、お客様からご希望の条件などについてお話を伺いながら思考の整理をし、優先順位などについても一緒に考えさせていただきます。
また理想を描いている段階では気がつけないこともたくさんあります。そこは地元密着型の不動産会社として30年以上の仲介実績を持ち、多くのお客様のお役に立ってきたわたくしどもがプロとしてアドバイスさせていただきたいと思います。
購入し、ずっと満足して住み続けていくマイホームを手に入れていただくべく、わたくしどもは精一杯サポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。