人生で家を買うことはそう多いことではありません、自分の家を買うにあたって、どのように探せばいいのかなんてわかりませんよね。この記事では、情報収集から不動産会社選び、内覧会まで、具体的な事例を数多く紹介。家探しのコツについて、わかりやすく、丁寧にお伝えしていきます。この記事を読めば、家探しをどのように始めたら良いのかバッチリわかります。
家探しのコツ1【情報収集編】
インターネットで様々な情報にアクセスしやすくなりましたが、いきなり家探しをしろと言われても、どのようにしたら良いのかわかりませんよね。ここからは家探しの最初の段階である「情報収集」について解説していきます。
住みたい家の条件を整理する
家を買うと決意した後、最初にやるべきことは、住みたい家を具体的にイメージすることです。理想のライフスタイルを思い描いてから考えるとイメージしやすいでしょう。家族で希望の条件を出し合いながら、譲れないポイントについて話し合っておくことが大切です。
特にキッチン周りについては各家庭で使い勝手が異なるので、事前の入念な検討が必要です。また、子供の意見も確認しておけば、家への愛着が増した結果、大切に使ってくれるかもしれません。
話し合う際のポイントとして挙げられるのは、購入時期、予算、エリア、沿線、物件のスペックなどです。
これらのポイントを決めないまま物件を探し出してしまうと、判断基準がないためにいつまでたっても物件を決められなくなります。
また、当初の目的を見失わないために、家を購入することになった動機を再確認しておくことも重要です。家探しははじめてのことが多く、時間もかかるため、うんざりしてしまうことも珍しくありません。なぜ家を買うのかを改めて確認することで、家探しに対して前向きな気持ちで取り組むことができます。
希望に沿った物件の情報を探す
・自分で探す
自分の希望に沿った物件を探す第一の手段は、自分自身による情報収集です。不動産情報誌や新聞の折り込みチラシ、不動産ポータルサイトなど、様々な媒体の不動産情報を収集しましょう。情報集める過程において、気になった物件があれば積極的に問い合わせてみる姿勢が大切です。何度も問い合わせを繰り返すことで、聞くべきポイントや注目すべき物件情報が明確になっていくメリットも期待できます。
・不動産会社に相談する
不動産会社を利用することで、情報の取得先を絞り込めるのもメリットです。不動産会社に物件を探している旨をアピールすると、未公開物件を紹介してくれるところもあります。ポータルサイトを利用し、気になる物件を自分で1件ずつ問い合わせるのは手間です。理想に合う物件を探すのを手伝ってくれる不動産会社を活用しましょう。
家探しのコツ2【不動産会社選び編】
理想の家を手に入れるためには、信頼できる不動産会社の協力が必要不可欠です。しかしどのような点に注目して不動産会社の善し悪しを判断すれば良いのでしょうか。ここからは家探しの協力のパートナーとなる、不動産会社選びのコツについてお伝えしていきます。
希望物件の窓口を探す
不動産会社と言っても、どの会社でも良いというわけではありません。購入したいと考えている物件に応じて、窓口となる不動産会社の種類が異なります。それぞれの不動産会社が取り扱う物件は、以下のような区分です。
新築マンション:販売代理会社やデベロッパー
注文新築一戸建て:ハウスメーカーや工務店など
建売新築一戸建て:仲介会社か売主
中古マンション:仲介会社か売主
中古一戸建て:仲介会社か売主
自分が希望する物件を専門に扱っている不動産会社を選びましょう。
担当者の対応をチェックする
最初に依頼した不動産会社に頼むのではなく、複数の不動産会社に依頼してから、希望と合致する物件情報を提供してくれる会社に絞り込んでも良いでしょう。
信頼できる不動産会社であるかを判断するポイントとしては、情報公開に前向きか、不動産会社だけの情報共有ネットワークであるREINSを見せてくれるかといった点が挙げられます。
購入予定の物件のリスクも隠さず教えてくれるかもポイントです。良い点ばかり話して悪い点を話さない業者は注意が必要です。売主の情報を見せたくない業者もいるので、きちんと情報公開をしてくれる会社を選びましょう。
また、不動産会社の担当者との相性は良いかも重要です。メールなどの返信が遅い、希望と合っていない物件を勧めるなどもチェックしましょう。
サポートの充実度を調べる
問題が発生した場合に、サポートしてもらえそうかを確認することが大切です。中古物件の場合は、インスペクション(建物状況調査)を行ってくれるかなども不動産会社選びのポイントとなります。
家探しのコツ3【内覧会編】
自分の理想の物件を見つけるためには、実際に数多くの物件を見る必要があります。ここからは目当ての物件を内覧する際に確認すべきポイントについて一つ一つお伝えしていきます。
周辺環境をチェックする
良さそうな物件が見つかった場合、駅から物件までの道のりを実際に歩いてみてください。街灯の数や近隣の交通量を知ることができるため非常に重要です。スーパーやコンビニ、医療機関など家の周りにあるお店や施設などもチェックしておくのと同時に騒音やニオイなどの心配がないかも確認しておきましょう。曜日や時間帯を変えて訪れると、内覧会当日以外の雰囲気もわかります。
物件の外観や内観をチェックする
見ておきたい箇所やチェック項目をあらかじめメモしてから、内観会に出かけると良いです。
*チェックしておきたい項目としては、設備の性能、日当たりや風通しの良さ、部屋の広さ、コンセントの数や位置、収納の位置や広さ などが挙げられます。
内覧の際に持っておくと良い持ち物としては、カメラ、スリッパ、手袋、メジャーなどを用意すると良いでしょう。
家探しはステップごとにやるべきことを行うことが重要
家の購入を決意したとしても、何から取り掛かればいいのかわからないケースが多くあります。戸建てかマンションか、新築か中古かなど、物件の種類は様々で、迷ってしまう方も多いでしょう。そういった場合に頼りになるのはやはり不動産会社です。
信頼できる不動産会社に巡り合うためには、不動産に関する基礎知識を身に付けなければなりません。不動産に関する知識がなければ、不動産会社の良し悪しを判断することができないからです。
まずは自分で情報収集を行い、自分の希望する物件種別の価格相場を把握した上で、信頼できる不動産会社選びを行いましょう。
また、すでに述べた通り、内覧の際は物件だけでなく周辺環境の状況を確認することがとても大切です。不動産に関する疑問や質問、個別のご相談があれば、西武開発のプロのアドバイザーが丁寧に回答させていただきます。お気軽にお問い合わせください。
今回の記事が、家探しをする人にとっての参考になれば幸いです。