いい不動産担当者とは?見分け方のポイント

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不動産の購入にあたって、欠かせないのは不動産の担当者。物件探しから成約、アフターフォローまで申込者と二人三脚で駆け抜ける、いわば不動産のパートナーです。

しかし、現実に嫌〜な担当者がいるのも事実。友人や知人から不快な思いをしたという体験談を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

では、逆に「良い」不動産担当者とは何か、ご存知ですか?

今回は、優秀な不動産担当者とその見分け方についてお話しします。

■不動産担当者は大事!

「物件の情報さえ入れば、不動産の担当者は誰でもいい」なんて考えていませんか?

確かに物件の情報はインターネットでも入手できますし、下見も自分でするので困らないかもしれません。ですが、不動産情報は「載っていることが全て」ではないのです。

周辺の環境や物件の履歴、オーナーの人柄などはそういった情報では得られません。これを知るのが不動産担当者となります。

  • 不動産担当者は知識の宝庫

不動産契約の知識はもちろん、物件の情報や助成金、税制の優遇などの最新の知識を持っているのが不動産担当者です。

不動産を検討している方の中には、両立しない希望を持っている方もいます。そんな方の希望や譲れない条件を聞き出し、思考整理のお手伝いをするのが「良い」不動産担当と言えます。

「じゃあ新人に当たったらどうすればいいの?」とお思いになるかもしれません。誰にでも初めてはあります。この場合、大切なのはお客様の意向を伺い、チェックする姿勢です。

もしも出会った担当者が新人だった場合、「こりゃはずれだ」と思う前に、ご自身の希望を伝えてみてください。

誠実な担当なら、自分が知識不足だと思ったら先輩社員に聞くなどして調整を図ります。不動産の契約は人と人との関わり合いですので、最後には「誠実さ」が大切になります。

■物件探しの前に、不動産会社をチェック

 

当たり前の話ですが、不動産担当が勤めているのが不動産会社です。会社の方向性によって、担当者の育て方は全く異なります。悪い不動産会社で良い担当者が育つのは稀なケースと言えるでしょう。実際に店舗を訪れることでその不動産会社の方向性をチェックしてみましょう。

  • 挨拶はされているか

不動産会社を訪れた客を一瞥し、顧客ではないとわかると挨拶もせず書類に再び目を落とす…というのは、一昔前の不動産屋ではよく見られた光景です。

ドラマなどでもよく使われるので、この印象が強い方も多いのではないでしょうか。

今現在の不動産業界ではあまり考えられない姿ですが、挨拶もされない、忙しくて来訪に気づいてもらえないという会社に好印象を持つのは難しいでしょう。

  • コンプライアンスは守られているか

書類が机の上に山積みだっり、物件情報を記載した看板が道路にはみ出てもほったらかし、という会社にも注意が必要です。不動産の契約に携わる書類は個人情報の宝庫です。

現在では各社コンプライアンスを徹底していますが、それをないがしろにする会社は避けたほうがいいでしょう。

  • 窓ガラス、店舗内は綺麗か

掃除の行き届いていない不動産会社は、その姿勢が物件にも表れてしまうと考えられます。自社内を綺麗にできないのに、物件だけは手入れするというのも考えにくいことです。

■「いい」担当者の条件とは?

不動産担当との巡り合わせは「運」としか言いようがありません。私たちも可能なかぎり誠実に対応させていただきますが、どうしても「相性」というものもあります。

ここでは「良い」とされる担当者を見極める客観的な条件をお伝えします。

  • 話を聞いてくれる

「物件のことを話しに行くのだから話を聞いてくれて当然では?」と思うかもしれません。しかし、中には口を挟む余地なく物件の情報を話し続け、「で、どうします?」と結論だけを求める担当者もいるようです。

ネットでそう言った口コミを目にする機会も多く、同じ不動産業界に身を置く者としては悲しい限りです。

本来の不動産担当の役割は、お客様の声に真摯に耳を傾け、希望に沿った物件を紹介することです。もちろんご希望の内容によっては該当する物件がない場合もあります。

その際には、譲れるポイントやこだわりたい絶対条件などをお伺いし、別の物件を提案するのが正しい不動産担当の姿でしょう。

  • 希望に沿った提案をしてくれる

上記で述べた通り、必ず希望通りの物件があるとは限りません。例えば、エリアが違ったり、間取りが少し狭かったり、予算オーバーだったり。

その時に大切なのは、どこを削ることができるのか、あるいは理想通りの物件が出るまで待つのかを話し合うことです。

どこまで条件を譲れるのか、一度考えてみるのもいいでしょう。参考までに賃貸版のチェックリストをおいておきます。

  • 最寄駅の変更は(できる)(できない)
  • 間取りの希望は(     )〜(      )
  • キッチンの条件は変更(できる)(できない)
  • エアコンはなくてもいい

□家賃は(       )〜(         )を希望する

□駐輪場(駐車場)は(必要)(不要)

こうして条件を一つずつ確認していきます。希望に幅があれば、それだけ理想に近い物件が出てくる可能性が高まります。

  • 比較物件を提案してくれる

条件を満たす物件をピックアップし提案する、というのは不動産担当としてごく当たり前の仕事です。

が、例えば「近しい物件だとこういったものがありますよ」と提案されればより条件の幅が広がるでしょう。

自分で得られる知識には限界があるでしょうから、そこはぜひプロの力に頼ってください。

  • 一緒に下見に行ってくれる

下見や内見に同行し、物件情報だけではわからない情報を教えてくれるのも、良い担当者の条件でしょう。

物件についた傷、周辺のコンビニやスーパーなど商業施設の情報や近隣住民の様子、実際の日当たりなどについて教えてもらいましょう。

  • 売主や大家との交渉をやってくれる

物件がある以上、必ずそれを売ろうとしている売主や大家が存在します。

「この賃料だと無理だけど、これまでなら払える」や「この条件だけ難しいから除外してほしい」などの要望を無下に断らず、一旦売主や大家と交渉してくれるのも良い担当者であると言えます。

結果が同じダメだったとしても、不動産担当が「無理ですね」と却下するのと「聞いてみましたが、やはり難しいそうです」と言われるのでは、心象が全く異なります。

また、不動産に関して「ダメと書いてあるからダメなんだろう」と最初から諦めてしまう方が多いのですが、相手が人間である以上、きちんと理由を添えれば条件を飲んでもらえることもあります。

最初に担当者に相談し、それから交渉を進めましょう。

  • こんな担当者はNG!

不動産担当と言ってもピンキリです。いろんな担当者がいます。ここでは要注意な担当者の特徴を挙げていきましょう。

○話を聞いてくれない

物件の良いところだけ告げて、マイナスポイントを告げなかったり、質問しても答えない担当者ははっきりと良くないと言えます。

○連絡をすると言って、連絡がこない

これも信用を損なう行為ですね。ちょっとした質問を無視するようでは、担当者との信頼関係は成り立たないでしょう。

○「早く成約を!」と急かしてくる

成約は不動産会社の売り上げになります。不動産営業は成果報酬を用いているところもありますので、すなわち担当者の給与につながるわけです。

とはいえ、迷う時間を与えない不動産担当は論外です。不動産は大きな買い物です。じっくりと結論を焦らずに決めましょう。

■いい不動産担当に出会うコツ

こうした不動産担当に出会えれば、家探しの幅は広がります。不動産を購入するにあたって、全ての条件を満たす物件はまず存在しません。

その際に頭ごなしに否定するのではなく、専門的な知識や客観的な意見を交え、新しいスタイルを提案してくれる不動産担当が良いと言えます。

逆に「なんでもできます!」という不動産担当は、少し訝しんだ方がいいでしょう。

  • 担当がイマイチだと感じたら

実際に物件の紹介をされたり、相談をしていて、「この担当者はちょっと」と思うこともあるでしょう。その際、担当者を変更することもできます。

担当者が勤務する不動産会社に意向を伝えましょう。

■西武開発の担当者への口コミ

不動産担当者への口コミが溢れる中で、弊社への口コミをまとめてみました。

引用元:http://hyobanjapan.com/chumon/sebukaihatsu.html

  • 勧誘がしつこくないから気軽に相談できました!

機会があればまたお願いします!

  • あまりにもセールスが強すぎるのはどうかと思いますので、やはりほどほどにしてもらいたいですね。

そういう意味ではここの会社はいい感じだと思いました。また利用したいです。

やはり皆様、不動産担当のセールストークや押しの強さを警戒されているようですね。

不動産担当にとってもちろん売上も大切ですが、それよりは「お客様が住む家」を扱っているのだという認識をもっと高めたいと思います。

住居というのは売って終わり、ではありません。お客様にとっては、この先の長い生活の始まりです。だからこそ、後悔のない不動産選びのお手伝いをしたいものですね。

■不動産担当にとっても、大切な出会い

お客様にとって不動産担当の出会いが一期一会であるように、私たち不動産担当にとってもお客様との出会いは大切なものです。

中には「以前別の不動産担当に不愉快な思いをさせられたから」と警戒しながらやってくる方もいらっしゃいます。

そう言った場合でも私たちの接客姿勢は変わらないのですが、成約後に「いい買い物ができた」と言われると心から嬉しく思います。

■まとめ

いかがでしたか?今回はいい不動産担当の条件と見分け方のポイントについてお話しさせていただきました。

物件探しは宝探しと同じようなものですが、だからこそ共に挑む不動産担当が頼りないと心もとないですよね。

今回お話しさせていただいたチェックポイントをもとに、より良い出会いがあることを願います。

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